2011年3月11日金曜日

手の内

手の内とはよく耳にする言葉だ
しかし一体なんのことだろうか?
押し手・引き手なんていうこともよく聞く

私は押し手・引き手とは片手の中で行われるものだと思っています

右手は押し、左手は引くとなると片手打ちでは納得がいかないからです

ですから親指側で押して小指側で引くことだと思います
とくに小指を引いて締めれば腕の伸筋が働きより伸びやすくなります
逆に人差し指などに力が入れば上腕二頭筋などの屈筋が働き都合はよくないはずなのは明解でしょう

さてここからさらに踏み込んで考察してみる

ずばり手の内とは!

『部位を打ったときに竹刀より伝わる振動を肘まで伝えないように手のひらの中で吸収すること』

だと思います

ですから強く握ってしまえば竹刀は部位の上で反発して何度も部位をたたく感じになります
逆に弱く握れば反動でバンザイをしたような形になったり、竹刀を落としてしまいます

現在カーボン竹刀などはより撓るので振動を吸収するのが難しいと思われ、また初期のカーボンは堅過ぎでダイレクトに振動し、竹刀ではなく腕が振動するのでテニス肘になりやすいとおもいます

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