剣道で所作や足捌きなどを経た後
次に習うのは素振りである
ではこの素振り、どこまで効果あるのだろうか?
初心者には当然その部位ごとのカタチを覚えさせるためにかなり有効だと思われる
では中級者以降はどうだろうか?
もっともよく使われる面の素振り
右手は肩の高さで左手は鳩尾の前、剣先は面の高さ・・・・
さて剣先、つまりヘッドスピードがもっとも出ているのはどの瞬間?
当然面の高さの時が最高速。もっともスピードがでているところで止めるというのは如何なものか?
ゴルフでもテニスでも野球でもヘッドスピードが最高速に達したあとに必ずフォロースルーがある。
この棒状の物を使ったなからでもっとも難しい素振りを間違ったやり方でやれば当然弊害はある。
まず考えられるのは屈筋へのインプリント
剣道は打った後腕を伸ばすし打ち抜ける。なのに屈筋へ記憶を刷り込んでしまう。
本来は伸筋へのマッスルメモリーこそ意識すべきではないだろうか?
ではどうするか?答えは簡単。素振りをしないだけだ。
しかしながらしなくてうまくなるかといえばそうではない。
代替が必要だ。例えば実際に打ち込み棒や相手の面を打たせてもらう。
それも素振りと同じくらい。
毎日500本の素振りであれば面打ち100本とか。100本の面打ちは1時間くらいかかるが(汗)
ではそれも無理な社会人はどうするか?素振りにフォロースルーをつければいい。
面の高さで最高速、その後喉の高さまでフォロースルー。ポイントは絶対に屈筋で止めないこと。
それでも上腕二頭筋などの筋肉が動いてしまう人は上下素振りがよい。
上下素振りこそ素振りのなかの王様なのかもしれない
0 件のコメント:
コメントを投稿